例えばにんじんの場合、上の写真のようにトロトロ状から輪切りまで、少しずつ形や大きさ、固さを変えていきます。
離乳食を初めて食べさせる際は、まずはアレルギーの心配の少ないおかゆをつぶして与えます。赤ちゃんの胃はまだまだ小さいので、たくさん食べさせる必要はありません。スープのようにゆるすぎるおかゆの場合、ほとんどが水になってしまい、とれる栄養が少なくなるので注意しましょう。
手で食べ物をつかみやすいよう、体とテーブルの距離・高さを調節。足の裏が床やベビーチェアの足乗せ台につくと姿勢が安定します。
食物アレルギーは、成長すると自然に改善されることがよくあります。食べられないものが増えすぎると成長や発達に悪影響を与える可能性があります。そのため、ママが食べられない食材を判断することは避け、心配な食材については医師に相談しましょう。食べさせたものを記録しておくと、スムーズに受診できます。
白身魚を多少食べられたら、赤身魚(青魚)を試してみると、鉄も摂れるのでオススメです。
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赤ちゃんの体重の推移を、成長曲線に沿っているかをみるといいでしょう。
そんな時はすかさずフォローし、小さなステップで成功できるようにアシストしてあげることが大切です。まずはフォークに食べ物を刺して渡してあげる、次に自分で刺せるよう食べ物を押さえておいてあげる…など、小さな成功体験を積み重ねてあげましょう。
「保護者の悩みの1つに量がわからないので不安ということがあげられている」
大人ごはんと同じ物を、取り分けて薄味にして食べさせています。魚や肉もだいぶ食べられるようになり、鮭や鶏そぼろを混ぜたごはんも大好き。自分で食べる気満々で、ヨーグルトまで手でつかんでぐちゃぐちゃにしてしまうので、スプーンの練習を始めました。
おかゆの進め方として、離乳食初期のおかゆはこの段階を意識することが大切です。
奥の歯ぐきでつぶせる、煮込みハンバーグが目安。スプーンでラクに切れるやわらかさに。前歯でかじり取れるスティック状のものを用意しても。
かんたんにつぶせる豆腐くらいの硬さで、舌で上顎におしつけてからのみこめるくらい
次に、りんご・梨・柿は、噛んで細かくなったとしても食べ物の塊の固さや切り方によってはつまりやすい食材です。保育園給食の事故防止のための対応ガイドラインには、「りんごと梨は、完了期までは加熱して提供する。柿はりんごで代用する」と明記されており誤嚥に注意が必要です。